#
by kabetuchi
| 2009-12-22 16:32
| 現場情報
11月28日、壁を創る人たち忘年会を佐賀・武雄温泉で開催。
翌29日は、田崎左官さんと私ミツハラで武雄をご案内しました。
写真はその中での一コマ。
私たちがいつもお世話になっている泥コンやさん、浦郷左官工業さんの工場にて。
佐賀県唯一の泥コンやさん。本当にいい土をつくってくださいます。
メンバーも他の県の泥コンに比べて、スサの多さに驚きでした。
住宅着工件数の減少も深刻ですが、土壁の現場数でいうとなおのこと。
土の需要が少ない中、それでも手間をかけてよいものを提供するというのは、なかなかできることではありません。
本当に、私たちにとってはなくてはならない存在です。
ありがとうございました。
翌29日は、田崎左官さんと私ミツハラで武雄をご案内しました。
写真はその中での一コマ。
私たちがいつもお世話になっている泥コンやさん、浦郷左官工業さんの工場にて。
佐賀県唯一の泥コンやさん。本当にいい土をつくってくださいます。
メンバーも他の県の泥コンに比べて、スサの多さに驚きでした。
住宅着工件数の減少も深刻ですが、土壁の現場数でいうとなおのこと。
土の需要が少ない中、それでも手間をかけてよいものを提供するというのは、なかなかできることではありません。
本当に、私たちにとってはなくてはならない存在です。
ありがとうございました。
#
by kabetuchi
| 2009-12-08 10:10
| 土情報
各自持ち寄った土をふるい、それぞれのやり方で、それぞれの調合で、中塗り土をつくっていきます。
鏝板一杯分の中塗り土ができたら、みんなで鏝でさわって、感覚の違いを味わいます。
土の性質や各々の調合によって、微妙に違うもよう。
そしてその中塗り土を同じ分量とり、同じ分量の水と混ぜ、筒状の袋に入れます。
こうすることで、混ざり合った土・砂・スサが再度分離し、それぞれの調合の割合の違いを見ることが出来ます。
粘りのある土を“サクい”土にするには、砂を一定に入れた後はスサの方の量を増やして調整したほうが、いいものができそうです。
いろんな土を使って実際に体験することが大切ですが、自分一人で土を探してやろうとすると、数をこなすのも大変です。
今回のように、九州各県から一人一つ持ち寄ると、30種類を超える土にみんなが触れることが出来ます。
これだけでも、この勉強会を開いた意味が大きくあると思います。
オマケ:こんなものもつくってみました。
鏝板一杯分の中塗り土ができたら、みんなで鏝でさわって、感覚の違いを味わいます。
土の性質や各々の調合によって、微妙に違うもよう。
そしてその中塗り土を同じ分量とり、同じ分量の水と混ぜ、筒状の袋に入れます。
こうすることで、混ざり合った土・砂・スサが再度分離し、それぞれの調合の割合の違いを見ることが出来ます。
粘りのある土を“サクい”土にするには、砂を一定に入れた後はスサの方の量を増やして調整したほうが、いいものができそうです。
いろんな土を使って実際に体験することが大切ですが、自分一人で土を探してやろうとすると、数をこなすのも大変です。
今回のように、九州各県から一人一つ持ち寄ると、30種類を超える土にみんなが触れることが出来ます。
これだけでも、この勉強会を開いた意味が大きくあると思います。
オマケ:こんなものもつくってみました。
#
by kabetuchi
| 2009-11-25 17:14
| 勉強会
《予定を変更して更新します》
午後の部では、ススキを材料にしたチリボウキの作り方講習も開かれました。
ここでの講師は、福岡の富士工舎・荒木富士男さんです。
まず使用するススキは、10月20日~11月10日頃までに採取したものを使います。
本数にして約50本のススキを集めます。
ススキを束ねて先をそろえ、軽くたたきます。そうすると柔らかくなります。
さらに少ししめらせてからワイヤブラシで20回ほど穂先をそぐことで、しなやかで使いやすくなります。
そこまでできたら後は水糸などで持ち手の部分を巻き、仕上げていきます。
いろいろな色の糸で巻くと、オリジナルのきれいなチリボウキが完成!!
よくあるシュロなどのチリボウキよりも、ススキのほうが腰があってしなやかで、使いやすいのだそう。
この時期に採取したススキでつくると、だいたい1年持つそうなので、ススキの生長サイクルとも同じ。
また来年、新しいものを作ればいいですね。
自分に合ったチリボウキで、美しい仕事!
午後の部では、ススキを材料にしたチリボウキの作り方講習も開かれました。
ここでの講師は、福岡の富士工舎・荒木富士男さんです。
まず使用するススキは、10月20日~11月10日頃までに採取したものを使います。
本数にして約50本のススキを集めます。
ススキを束ねて先をそろえ、軽くたたきます。そうすると柔らかくなります。
さらに少ししめらせてからワイヤブラシで20回ほど穂先をそぐことで、しなやかで使いやすくなります。
そこまでできたら後は水糸などで持ち手の部分を巻き、仕上げていきます。
いろいろな色の糸で巻くと、オリジナルのきれいなチリボウキが完成!!
よくあるシュロなどのチリボウキよりも、ススキのほうが腰があってしなやかで、使いやすいのだそう。
この時期に採取したススキでつくると、だいたい1年持つそうなので、ススキの生長サイクルとも同じ。
また来年、新しいものを作ればいいですね。
自分に合ったチリボウキで、美しい仕事!
#
by kabetuchi
| 2009-11-09 18:09
| 勉強会